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ワインディングにつれだす

台風一過の月曜日、308SWで神戸まで出かける。青空が見えたのは何日ぶりだろう。やっぱりスッキリ晴れると気持ちがいいねぇ。メリケン波止場のそばの駐車場にクルマを入れてから、メリケンパークを散策。きのうの台風はかなり強力だったのか、植木が何本か根こそぎ倒されている。持ちこたえた木も枝がひどく折れていて痛々しい。なんか、きのうの選挙の野党のよう。まあ、台風も温帯低気圧になって、どのみち消えちゃうんだけどね。




元町の路地裏の日本料理屋で昼飯をかきこみ、その近所の雑居ビルの極細の階段を3階まで上がったところにあるコーヒーショップでねっとり超濃いエスプレッソをクイッとひっかけて、海辺から六甲山に向かう。じつは、308SWがワインディングではどんな走り方をするのか、しなやかでフラットという評判はホントなのか、すごく気になっていた。つれあいなどは足回りがハードなクルマで山道を走るとかならず酔ってゲロゲロするから、乗り心地の良し悪しは切実な問題なのだ(買ってからいうても仕方がないんだけれど)。ただ、いままで平地を走ってきた印象から推測すると308SW、ワゴン車だけど、かなり期待が持てるんじゃないか、と。で、43号線から北上して表六甲ドライブウェイに突入。

天覧台に到着。


じじいとNew Car。


寒くて笑うしかない。


結論からいうと、感動した(笑)。自分の運転が上手くなったんじゃないかと思えるほど、狙ったラインをスーッとトレースしてくれる。ハンドリングもミニマムな動きでスイスイ切れる。もちろんクルマの挙動は安定していて、つれあいも酔っぱらっていない。いままで乗り継いできた10台のクルマでダントツにフラットな乗り心地だわ(ヘンなのが多かったけど)。ブレーキはジェントルでよく効くし、勾配を感知して下りでもシフトアップしないから、エンジンブレーキの操作に気を使うこともない。帰り道、つれあいは後部座席からガラスルーフ越しに見える山の景色を満喫。なんか、もう、最高のクルマだぜ、308SW!! でも、あまりホメすぎてしっぺ返しを食らうのが怖い。たのむから故障せんといてな。

308SW納車さる

朝から小雨がぱらつくあいにくの天気だったが、ナンバー登録が完了した308SWを引き取りに、上品な小豆色の阪急電車に乗ってプジョー西宮まで出向く。さっそく営業マンからクルマを操るためのレクチャーを受けるが、操作は思っていた以上に電子化が進んでいて、これがいまどきのフランス車か!とおおいに面食らう。そもそもキーレスで、エンジン始動はボタンを押すだけ(これはカーシェアリングのプリウスで経験済みだったが)。サイドブレーキの解除もボタン式だ。ダッシュボードに物理的なボタンがほとんどないのでエアコンやオーディオの操作、各種設定はすべてタッチパネルでおこなう。ライトもワイパーもフルオート化されていて(解除はできるが)正直なところ、デジタイズが進みすぎていてやや不安が募る。まあ、自分が若いころのラテン車といえば唯我独尊型で一癖も二癖もあったものだが、もう時代は変わってしまった、ということか…。
さて、ひととおりの講義を受けたあとはディーラーの店長さんから納車のお祝いにMOET&CHANDONのMOET IMPERIAL(ネットで調べたら4000円相当w)を手渡され、いよいよ始動。とりあえず2号線で西に向かうことにした。

シンプルだけど貧乏臭さはない。いいデザインだと思う。


三宮はパスしてポートアイランドへ乗り込み、イケヤでニシンの酢漬け、コーヒーなど購入し、トイレを借りてから島を一周。須磨海浜公園の駐車場では恥ずかしながら、ちょっとだけ308SWを撮影。ついでに海水浴場で海を眺めて、あとは明石で昼飯にしましょう、とさらに西へ走る。3気筒1.2Lのターボエンジン、とくに感動はないが加速もよく思いどおりに操ることができる。シートは自分にはすこし落ち着かない感じがしたが、そのうち馴染んでくるだろう。小径のステアリングはフィールがいいし、乗り心地はフラットでかなりお上品だ。天気はイマイチだがコヤツの小気味好い走りにだんだんと運転が楽しくなってきた。やっぱり自前のクルマはいいな。これで故障やトラブルがなければ、いい買い物をした!と思うに違いない(そうなることをせつに願う)。







昼過ぎに明石に到着。まずは魚の棚商店街の食堂で腹ごしらえ。献立はお刺身定食+タコのぶつ切り+あいかたの生ビールで5000円弱。魚は旨いし安いねぇ。あとは生きてるトビアラやハリイカを仕入れて帰途につく。ワゴンタイプ…

308SWの素性

さて、この308SW、新車だとナビやらガラスルーフのオプションを装備すると400万ちかい値段になる。いくら気になるクルマといっても、さすがに3気筒1.2Lの大衆車に、その値段はないやろ!ってのが正直なところ。まだ3、40代のころだったら勢いで買っていたと思う。でも、これから、ひょっとしたら長〜く続くかもしれない老後に突入するのに(長寿というのはいまやリスクですよ!)潤沢ではない蓄えをそうそうは減らせないのだ。だったらクルマに乗るな、って話だけれど、やっぱりこれからはアクティビティも充実させて残りの人生を満喫したい(うわべだけでも)。で、けっきょく、値段に障壁があって、ほかに気に入った車種がないのなら中古車しかない、という空論上の結論に貧者は達したのだった。

そして、プジョーのサイトの「認定中古車」のボタンをクリックしてみる。条件は、車種・308SW、ボディカラー・レッド系、エリア・近畿、で検索。1台がヒット。2年落ちだが走行距離は8000km、ボディカラーはリオハレッド。ディーラーの広報車という代物。すでにナビもETCもガラスルーフも付いて値段的にもピッタリな感じだ。しかしまだ、心の底には引っかかることが盛りだくさんにある。フランス車は故障するんじゃないの?日本車のほうがよくない?そんなにお金使っていいの?車庫代や保険料や税金も高いよ!、ホントにキリがない…。しかし、それとはなしに、何気なく、それでいて確信をもったようにディーラーにメールを送っている自分がいた。そして先日の話へ。

休みの日、阪急の西宮北口から歩いてディーラーに向かい、さっそくクルマを見せてもらう。2年落ちだがヤレた感じはまったくしない。新車といわれても気がつかないだろう。まずは肝心要のラゲッジスペース。リアのゲートを開けてサイドのレバーを引くとリアシートが簡単にたためる。荷室はかなり広くてフラット。つれあいが寝そべってみる。奥行は180cmほどもあるので、余裕で寝転がれる。こんどは運転席に腰を下ろす。見上げると天井一面に青空が…。もうこの時点でノックアウト。ガラスルーフ!欲しい!



営業マンに、ディーラーの広報車ってなんですの?と聞いてみると、じつは社員が通勤に使っていたそうな。まあ、慣らし運転をしてくれてた、と思えばいいか。社員がラリーのドライバーってこともあるまい。保証は新車の残り1年と認定中古…

イノベーター(innovator)のバリアシェルフ

16年まえ、いまのマンションに入居したときに購入したシェルフ。たまたま家の近所にスウェーデンのイノベーター社(innovator)のショールームがあり、そこでこのバリアシェルフシリーズを目にする。イケアもまだ日本に再上陸しておらず、いまでこそ大人気の北欧デザインもそれほど話題にはなっていなかったころの話だ。それまでのユニット式の棚といえば、どちらかというと簡易的なものが多かったが、このスウェーデン製のシェルフは塗装や木の質感がよく、価格もこなれていたので一目で気に入ってしまった。シェルフはいくつかの基本的なパーツで構成されていて、あとは必要なものをチョイスする。このときは引き出し4段とデスクを追加した。くの字型のデスクは海外のオフィスっぽくて、なんともスタイリッシュな雰囲気にひとり悦に入っていたが、そのデスクのまえに座る人間のヤボったさには気がついていなかった。



16年間使ってきたが、ガタはまったくきていない(使っている人間はあちらこちらガタがきている)。いつまでもお気に入りの家具だ。ただ、年をとるにつれて要らないものを処分していくと、棚として使うにはオーバースペックな状態になってきた。収納するモノがないのである。そこで、たいして聴きもしないレコードプレイヤーを引っぱり出してきたり、愛犬の遺品や遺影を飾るなどして空いた空間を埋めている。



やがてはパソコンや周辺機器も不用になるだろう。しかし、そのときは3列あるシェルフの両側を片付けて1列に縮小すればいい。買ったときは、まったく予想していなかったが、そういうふうに対応できるのも、このユニット家具の利点だろうか。

おフランス車導入す〜PEUGEOT 308SW

クルマを手放してから7年。このごろ、また自前のクルマが欲しいな、って気持ちがふつふつとわいてきている。仕事もそろそろリタイアする時期に差しかかって、老後のアクティビティを充実させるにはやっぱりクルマは不可欠なのでは、と思いだしたからだ。返却期限のあるカーシェアリングではソウルはリリースできないんだよ!でも、そんな気持ちはまだ漠然としかなかった。

で、きょうはとくに強い意志を持つこともなくプジョーのディーラーを訪ねる。20年以上まえに乗っていたシトロエンAXは納車そうそう、信号待ちをしていたらオバハンに追突されてオシャカになった。リアのゲートは粉々になり、フランス車のヘナヘナ具合を実感することに。そんな過去の出来事があったので、わが家では長らくフランス車というのはいわくつきのクルマだった(後継車はためらわずにボルボにしたほど)。

車中泊で顔がブクブクやん!。懐かしいシトロエンAX GTと。


なのにきょうはプジョーのディーラーに向かっている。そして、なんと308SW購入の契約をしてしまった。快適なクルマ生活を送ろうとするならば、世間では絶対壊れると評判のフランス車というのはいちばん避けるべき選択ではなかったか、と我にかえって頭のなかで問答している自分がいたが、もう遅い。

しかし、これから予定しているアクティビティを考えると、ウチに最適なクルマはあんがい308SWじゃないか、という気がしていた(フォードのフォーカスエステートも候補だったが日本からは撤退)。荷室は後席を倒すと完璧にフラットになって、容量は1606Lもある。1クラス上のメルセデスCクラスやBMW3のワゴンなどはまったく勝負にならないほどの広大さで、つれあいなどは余裕しゃくしゃくで横になれるのだ。家財道具だって積めそうだ。



天井のガラスルーフも開放感があるし、エクステリア、インテリアともに何気なくて好感が持てる。エンジンは1.2L、3気筒のガソリン仕様だが、ネット上の評判を見渡すとそれほど非力でもないらしい。クリーンさをアピールしまくるディーゼルエンジンモデルも導入されてはいるが、VWの一件以来なんとなく信用できないので却下。軽油はハイオクより30円も安いけどねぇ…。

ボディカラーはドイツ車によくあるソリッドな金赤が希望だったが、プジョーはメタリックでエレガントなワインカラーしかなくて、ここは妥協した。操作系の…

余呉湖から長浜、そして雷鳴

朝起きてグズグズしていたが、せっかくの夏休みだから、どこかへいかなくっちゃ、ってことで昼前にやっと出発。阪急の地下でほんのり上等な弁当を買って、とりあえずJRの米原行快速に乗り込む。どこで降りようか、車内の路線図を眺めて思案していたが、琵琶湖の北にある余呉が目につく。余呉湖っていったことあったっけ?まあ、行き先はどこでもいいんだけどね。 米原で近江塩津行きに乗り換え、14時40分ごろ余呉駅に到着。なにもない駅前から、いきなり田んぼが広がる。その向こうに見える余呉湖の湖畔まで歩き、湖の端にある村落を散策。どの家も立派な蔵があるが人の気配はあまりしない。物を売る店どころか、自動販売機すらない。

ときおりトンビが空に輪をかきながらピーヒョロと鳴く。あとは静寂の世界。ホントに眼前の湖の眺めのほかには、たいした見どころはな〜んにもないんだけれど、なぜかブラブラ歩いているだけで心地いい雰囲気なんよね。まあ、駅前の観光案内板に「神秘の湖」と書いてあったのが脳に効いていたのかも…。でも、はるばる訪れた甲斐はあったんじゃないか、とこの国の掃き溜めの住人は思った次第。









余呉湖で魂を沈着させたあとは、余呉発17時10分の列車で隣駅の長浜に向かう。どこかで晩飯を食ベなきゃ、と探していたら、駅からクルマで10分くらいのところに鮎や川魚を出す店があるというのでタクシーに乗り込む。10分といっても田舎の道は空いているし信号も少ないので、距離にしたら5、6kmはあっただろうか。湖東の穀倉地帯のまん中にポツンとその店はあった。 店は古ぼけた農家風の造りで、だだっ広い。ごちゃごちゃと散らかった感じが、田舎の親戚の家におジャマしている風情だ。家族連れ客の子供が座敷をドタドタ走り回ってうるさい。

まず、串に刺されてもまだ、しぶとくピクピク動いている鮎が運ばれてきた。この瀕死の鮎をテーブルの上にあるコンロで各自焼いて食べるのだが、さすがに新鮮だからか、ふんわり焼けて養殖でもなかなか旨い。あとは刺身や唐揚げや天ぷらや田楽や南蛮漬けや、とにかく鮎を何匹胃袋に収めたかわからないくらい、これでもか!と料理が出てくる。凝った料理はないが、値段も安いし(1人3000円ほど)窓からはのどかな田園風景が眺望できるし、おおらかな気持ちがあれば楽しめる店だと思う。

さて、きょうもここまでは順調だったが、思いもよらぬ展開が待っ…

盆クラ(イミング)

お盆にロラ男氏と堡塁岩に出かける。六甲ケーブルは観光客満杯でたいそう暑苦しい。岩場もクライマーが集結して芋の子を洗うような状態じゃないかとおびえていたが、拍子抜けするほどすいている。天気も曇天だからか、真夏の暑さはやわらいだ感じで、けっこう涼しい。まずはダッコちゃん、ビスケットチムニーでアップしてから中央稜へ移動。トップロープをセットするのに右カンテを初めてリードで登る。ほぼ階段状のなんてことはないルートだが、リードだとさすがに緊張する。終了点直下のクラックにカムをセットするときは、手も足も震えてナンギした。あ〜アカンたれやね。まあ、どうにか到達してことなきを得たが、トップロープのときとはあまりにも心持ちが違う。やはりメンタルを強化しないとどこへもいけない、とわかった。昼飯食って、あとはルンゼルートや東陵でアルパインのマネごとをして終了。まだまだ修業が足りないけれど、来年の夏はついにロラ男氏と本チャンへいく約束をかわす。いつまでたっても脇が甘いが、なんとかなる、ではダメだ。なんとかしなくっちゃ!





フォギーでクラウディ

堡塁岩でクライミング講習。天気予報は自信を持って一日中曇り!と宣言。ケーブルカーに乗り込むと、高度が上がるにつれてどんどんまわりが白くなってくる。線路脇の紫陽花はなんとか見えるが、山の斜面は濃い霧にどっぷりとおおわれている。そうとうな湿気だ。こんな日に果たしてクライムできるのか…。岩場に着き、谷底を見下ろすが、やはりなにも見えない。とりあえず泥でドロドロの下降路を慎重に下り、中央稜東面でハーネスを装着。ダッコちゃんあたりのホールドがはっきりしているところはなんとか登れそうだが、クラックは中がジットリしているので無理っぽい。きょうは初心者の人も参加していたので、低難易度のフェイス課題を中心に練習。どのルートも苦労することはないが、なんかちょっと物足りない。やはり、手も足も出ず、打ちのめされるような課題もなければ、と一丁前のクライマーみたいなことを思ってしまった。

梅雨はどこへいった?

六甲山堡塁岩でクライミング講習。梅雨まっただ中というのに、けっこう陽射しがあって暑い。28℃くらいかなぁ。でも、クライミングしてても汗だくにはならないから、いい気候なんでしょう。ちょっとフンバりすぎて、筋肉痛で地獄の一週間になりそう。きょうはさらに、購入してからほとんど使っていないカムのセッティングを練習。初級のクラックでトライするも(もちろんトップロープで)案の定、四苦八苦する。カムに投資した金額を回収できるほど、これから楽しめるのか?大いに疑問。

Climbing in Hohrui-iwa from taro-yam on Vimeo.

千里川土手

このところ、疲労が蓄積されてて、山行きは自重せざるをえない状況。で、近場のウォーキングでお茶を濁そうと、行き先を物色してたら「千里川土手」の情報がFBに載っていた。ウォーキングの行き先はネタ切れ状態なので、迷わず阪急梅田駅から雲雀丘花屋敷行きの上品な小豆色の普通列車に乗車。曽根駅で降りてお屋敷街をブラブラしながら千里川土手を目指す。

現場に近づくにつれて轟音が聞こえてくるようになった。土手に到着すると、すでに数十人の人がたむろしている。そう、ここは伊丹空港へ着陸する飛行機のウォッチングスポットなのだ。とにかく滑走路のいちばん端っこなので、手が届きそうな高さで飛行機が数分おきに着陸してくる。すごい迫力!もちろん土手なので見物は無料!月曜日でこれやから日曜日はすごい人出なんやろうね。

前の壁、中の壁、奥の壁

阪神、神戸電鉄を乗り継ぎ、鈴蘭台駅下車。本日は大阪からはけっこう遠い妙号岩でのアルパイン講習。妙号岩は下から、前の壁、中の壁、奥の壁と3つのゲレンデで構成されていて、中の壁と奥の壁をつなげるとマルチピッチ風に登攀できる。かつては人気の岩場だったらしいが、眼下に見える石井ダムの建設期間中に一帯が立ち入り禁止になり、いつのまにか忘れ去られてしまったそうな。いまでは訪れるクライマーも少ない。きょうは日曜日というのに2パーティーしか見かけなかった。

中の壁は50mほどのフェイス。いまはフリー化されてはいるが、自分の実力ではセカンドでもA0でしか突破できないシブい箇所があって、なかなか難しい。2ピッチで終了点に着き、ブッシュ帯を抜け奥の壁に向かう。奥の壁は岩の風化が進んでいて、けっこうサクサクな状態。そのうえアイゼントレで岩が削れて階段状になっていて、難易度は低い。しかし高度感はかなりある。30mほどで終了点。ここが妙号岩のテッペンで、石井ダムの向こうに広がる神戸の眺望が素晴らしい。イヤガ谷東尾根のハイキングコースからも立ち寄れるので、トレッカーの姿もチラホラ。懸垂下降で帰路につこうとしたら、若い人から、ここを降りるんですか?、と苦笑いの表情で声をかけられる。取り付きまで懸垂でつないで終了。たった3ピッチだったが汗ばむような陽気にやられてヘロヘロになった。日差しもキツかった〜。

Climbing in Myogoh-iwa from taro-yam on Vimeo. きょうもSONYの最廉価ウェアラブルカメラHDR-AS50をヘルメットに装着したが、あいかわらず眼前の岩ばかり写ってる。しかし画質だけはなかなか文句のつけようがない。扇千景が、私にも写せます、というてたころからは隔世の感あり。

実践?アルパインクライミング

昨年から様々な事情があっていっしょに登れなかったが、やっとロラお氏と1年ぶりにクライミングに出かける。ロラお氏も半年ほど岩に触っていないということで、ボラボラのんびりやりましょうや、と堡塁岩へ。平日とはいえGW真っ只中なのでクライマーの多さは覚悟していたが、岩場は拍子抜けするほどガラガラ。さっそくトップロープで短いルートをウォームアップに2本ほど登るも、セッティングに手間取り、けっこう時間を消耗してしまう。昼飯を食ってから、このあいだ買い揃えたカムを試そうと西陵のクラック壁へ移動したが、スズメバチに因縁をつけられ退散。ギアはいまだ新品な状態なのが情けない。



午後からは東陵でマルチピッチの練習。難度の低い3ピッチほどのクライミングだが、リードで登るのが、やっぱりおっかない。中間支点も錆びて指で折れそうなクリスピー残置ハーケンや、たよりない草みたいな立木からしか取れなくて、そうとう心細い。まあ、ないよりかはマシ、という感じだが、だからといってフリーソロで登る根性もない。3ピッチ目の正面スラブ壁はセカンドでは何回か登れたが、リードではビビってパス。トラバースして右手のなんてことはない階段状のカンテからフィニッシュ。うーん、ちょっと敗北感ありですわ。それでも緊張して唇も喉も乾ききってる。先は長いけれど、精進するしかない、ってことで本日は終了。





お花見クライミング

いい季節になったからか、月曜日というのに烏帽子岩はクライマーで満杯だ。空いてるルートを探し、いつものようにクライム開始。5.10から上の未知のルートを何本か登ったが、どのルートも体力とひらめきと勇気を要求されっぱなしで、やりがいはあるんだけれど、成果はあまりない。ヌンチャクをつかんだりボルトを踏んだり、姑息なテクニックを駆使しないと終了点までたどりつけないのが哀しいね。きょうは登っていると、すこし汗ばむような気温だが、汗で岩が滑るようなことはない。ときおり爽やかな風が吹き抜けて、かなりいい感じだわ。あいかわらずクライミングは四苦八苦するけれど、終了点から振り返れば、山のあちこちに桜が咲き乱れ、なんともawesom!!な風景を満喫できる。まあ、下手なりに、こんな感じでずっとクライムしていくんだろうな…。





前三尾山東壁

丹波の三尾山でルートクライミングの講習。JR篠山口駅前に集合してクルマで20分ほどの登山口を目指す。三尾山はいくつかピークがあって、それぞれに山名がついているのだが、きょうクライムするのは前三尾山東壁というルート(といってもルートはこれだけ)。登山口から暗くて陰気な沢ぞいのハイキングコースをしばらく歩くと、右手に大きな岩があらわれる。以前はなかったそうだが岩に青いスプレーで矢印が書かれていて、どうもそれがルート案内らしい。岩に汚いスプレー痕があちこちにあって、かなり不快。山でも無粋なことをする人がいるんだよなぁ。

ルートはここから前三尾山のピークまで約300m、ピッチは6ほど。下部の苔むした岩はかなりスベる。全体に岩質はもろくて悪い。ルート上にボルトはほとんど打たれていないし、カムも使えない。プロテクションはところどころに生えている立木に取るしかなく、リードだとかなり緊張する感じ。クライミング的にはたいしたレベルではないが、途中ブッシュや倒木をかき分けて進まなければならない箇所もあり、整備されたゲレンデと比べると、かなりワイルドでアルパイン的で、プチアドベンチャーな感じだ。

最後は前三尾山のピークに出て遅い昼食。山頂にはなぜか避雷針が立っているが、ここからは丹波のパノラミックな風景を満喫できる。きょうは風がときおり強く吹いたが、快晴で寒くもなく暑くもなく快適だった。しかし、日曜日だというのにだれも登攀していない。それどころかハイカーも2組目撃しただけ。眺望はかなりいいし、それなりに面白さもあるので、もったいないと思ったが、まあ、山は閑古鳥が鳴いててもなくならんし…。

Climbing day from taro-yam on Vimeo.

落石注意報

春うららの烏帽子岩でクライミング講習。先々週、先週と大きな落石があり、駒形岩のエリアは立ち入り自粛な感じで閑散としている。河野さんが撮った落石現場の上部の写真を見せてもらったが、電子レンジくらいの大きさの崩壊した岩の塊がいくつか細い木立に挟まっていて、いつ落ちてきてもおかしくない状態。これにはかなりビビった。

知らぬが仏の逆で、岩壁の上部がそういう状態だと知ってしまったら、即、メンタルに影響がでてくる。前回に続き、きょうもおっかなびっくりなクライミングに終始した。ロングルートは上にいけばいくほど恐怖心が増大して、粘る気がしない。本チャンではこういう状態でいつも登らないといけないのにね。はたしていけるんやろか。

それでもきょうはスラブ系のルートを何本か、みっちりこなし、極低難易度のリードも1本(これも突っ込みどころ満載の内容)。この年齢になって乗り越えなければならない課題が重くのしかかり、ヘトヘトになった。帰りの電車では即寝落ち。大阪駅止めでよかった。



千光寺トレイル

つれあいが人から、ご年輩のご婦人と呼ばれて、けっこうメゲてた様子だったので(笑)気分転換にトレッキングにつれだす。難波から近鉄に乗車、生駒で乗り換えて平群町の元山上口駅前からスタート。きょうのコースは竜田川に流れ込む谷川沿いに歩き、鳴川の村落、千光寺から鳴川峠を経て大阪府の枚岡へ抜けるルート。鳴川の集落、清滝の石仏群や修験道の行場(けっこうハード)など、奈良県側は見所が多い。とくに鳴川の民家群は古風な雰囲気があって、土蔵の壁面にコテでつけられた文様のプリミティブさに驚嘆。民家の軒先の無人販売所でアスパラ菜と菊菜を買う。トレイルはあちらこちらで梅の花が満開。ことしは年明けからひどい寒波に何回か襲われたが、やっと春が来たという感じ。





千光寺のあたりまで来ると突然、谷川のせせらぎをかき消すほどの大音量で、ハインリッヒ・ヴェルナーの「野バラ」が流れてきた。時計を見ると正午。どうも千光寺に併設されているユースホステルの時報なのかもしれない。ユースホステルの起源はドイツだそう。1時間ほど静かな谷川沿いを歩き県境の鳴川峠あたりまで来ると、大阪側からハイカーがどんどんやってくる。平群のあたりではハイカーをほとんど見かけなかったから、われわれとは逆の枚岡から平群へ下るコースのほうが一般的なのかも。





きょうは昼飯にアルファ米とレトルトカレーを持参したが、生駒の大阪側「府民の森」の休憩所はどこもバーナーの使用禁止の表示が。しかし、アウトドアのアクティビティで火が使えないとオモシロさは半減するよなぁ…。アルファ米を水でもどし、冷たいカレーを食う手もあったが、実行に移すほど切迫した状況でもなかったので、とりあえずバナナでカロリー補給。あとはいっきに枚岡まで国道308号線を下る。しかし、この国道の勾配、ハンパない。45度もあろうかという傾き様だ。地元の中学生は体を反転させて後ろ向きに歩いてる。ロードバイク野郎にも何人か遭遇したが、みんな自転車を降りて押してた。なにしに来てん!

あまりの急勾配の下りに膝が笑っているが、なんとか近鉄枚岡駅に到着。さすがに腹が減ったので一駅乗って瓢箪山で下車。駅前のお好み焼き店で生中と豚玉、という結末。



フリー的とアルパイン的

このところ、もうすこしアルパインな感じのクライミングがしたいなぁ、という想いが募っていたので、ルートクライミングの講習に出かける。場所は姫路の御着の岩場。ちかごろはフリークライマーが集う烏帽子岩にばかり通っていたから、やや古典的な雰囲気の御着の岩場がかえって新鮮な感じだ。しかし、ピッチを切るクライミングはひさしぶりで、コールや懸垂下降の手順にとまどってばかり。いろいろと技量に問題ありなのは相変わらずで、先は長~い〜といつもの感想。

マルチクライミングではピッチ数が多くなればなるほどスピードが要求される。なにしろ日が暮れてしまったらおしまいだ(岩壁でビバークする人もいるが、それはカンベンしてほしい)。だからフリーのようにじっくり岩と向き合ってられない。それなのに、ルートファインディングができてないから、わざわざむずかしいルートを選択してしまい、停滞する。苦労しながらなんとか突破して這々の体で支点に到着するも、クライミングマスターから、ヌンチャクをつかんでもスリングに足を掛けてもいいからいちばん早くて楽な方法で登れ、と指示が出る。アルパイン的に登るならフリークライミングの概念には捕われるな、ということだ。ちょっと目が覚めたような気がした。ともかく、登り様はなんとかなるから、安全のシステムを完璧に構築すること、それにつきる、と。グリグリ2の使い方も教わり、ビレイもスムーズにできたし、エイト環での懸垂下降の利点もよくわかった。

もちろんフリークライミングのように、純粋にグレードを追求することもありだと思うが、自分にはそういうストイックさはない。しかし、もっと楽にハッピーに登れるようになるには、どのみち技術は身につけなきゃならんのだ。ストイックさはないがストイックにやらねば。ということで、帰ってさっそくグリグリ2をポチッと…。

ダウナー系クライミング

年明けから寒波襲来やら悪天候でなかなかタイミングが合わなかったが、きょうやっと烏帽子岩でのクライミング講習に参加。じつは、数日まえにとなりの駒形岩で大きな落石があったらしく(幸い人はいなかった)やっぱり春は岩が緩んで恐いなぁ、という話を岩場でチラっと聞いてしまい(それでなくても烏帽子岩は山頂あたりからの落石が多いそう)いきなりナーバスになってしまった。

そして、何本かウォーミングアップしてとりついた熊カンテ、上部のカンテ部分にさしかかったときに、ピキピキと岩からたえず音がしてくる。気温が上昇して岩の表面と内部の膨張の度合いに差があるからだろうか。小心者はホールドが剥がれたりしないか、気が気じゃない。もうこの時点でモチベーションはいっきに下降。いつもは終了点まで到達していたのに手前でギブアップしてしまった。その後も、けっこう低調なクライミングを繰り返して、心地はかなりダウナーに。

最後は気を持ち直すように、名もない短いルートでのリードを勧めてもらいクライム。しかし、どんなに簡単なルートでもリードは緊張するよなぁ。逆クリップやら、失敗もあったけど2本登って終了。今年も、成果は期待できそうにない予感、というか確信したような…。




 糖質制限クライミング弁当。

描いて捨てるほどもない、絵

10年ほどまえに描いたテツの絵をスライドショーに。上手くは描けなかったけれど、テツへの想いは込めてたつもり。いろいろとポーズをとらせたが、いうこと聞かんかったなぁ。やがて一周忌。

のらいぬの日 "Tetsu the stray dog" from taro-yam on Vimeo.

スキャン地獄

80、90年代に大阪市を影したモノクロフィルムのスキャニングに年末からとりかかったが、やっと完了。とにかくフィルムの量が膨大なので、長時間、座りっぱなしで集中して作業せざるをえなかった。おかげで眼球と肛門が傷んでいる。それでも、撮影したことさえおぼえていない被写体がバンバン出てきて、ちょっとワクワク感もあった。傷、ホコリなど修整した画像、今回はスライドショーにしてみた(全部見るには10分ほどかかるので、人生の時間を無駄にしたくない人はクリックしないでね)。もし、見てやろうやないか!という奇特な方がおられたら、ぜひフルスクリーンでご覧いただきたい。なつかしく、臭うような20世紀末の大阪の風景が迫ってくるはず(たぶん)。BGMはイナラ・ジョージを予定していたけど、カッコよすぎてあまりにも写真のテイストと乖離しているので、パライソ楽団で妥協。写真も音楽も20年以上まえに作ったものなので、出来具合は、どうか、おおめに見てやってください。